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スウェーデン「連合」に女性委員長誕生 |
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スウェーデンのブルーカラー労組連合LO (Lands
Organisation) に、初の女性委員長が誕生した。2000年9月、LOの総会で対立候補者なし、満場一致で選出されるという画期的な出来事であった。1898年に設立以来、102年目に始めて女性が13代目のLO委員長として組織のトップに立ったのである。 約170万人の組合員のうち (2007年)、女性数はほぼ半数に近い。この数字を見ると、一家の稼ぎ手である男性の敵だと、労働組合が女性労働者を排斥した時期はほんとうに歴史となってしまっているのが分かる。とどのつまり、今回の女性委員長誕生は産業構造ならびに就労形態、意識変化の三つ巴による変化の結果であり、歴史的な必然性によってと言えるだろう。 ☞ 委員長はどんな女性? ここで上にあげた三つ目の意識の変化を含め、状況をもう少し詳しく考察したい。 スウェーデン社会でも、他欧米社会同様、1960年代終盤から左翼旋風をへて、多くの女性たちが一個の市民としての自分を意識し始めた。女性運動が起こり、彼女達は教育と職業へのアクセスを要求した。好景気も幸いし、高福祉高負担政策により社会化された高齢者並びに児童福祉は、女性たちを家族のケアーから解放し、収入をもたらす職場を提供した。こうして1970年代に専業主婦必須の
「男ソト女ウチ」 社会から、男女共に職業を持つ
「ダブルインカム」 社会に変革をとげたのである。以来、遅々とではあるが社会の様々な場で要職に就く女性が増加中である。 ヴァニヤさんとはたまたま旧知の仲で、お祝いを兼ねてインタビューする機会を得た。以下はそのダイジェストである。 Q :それは、女性を持ち上げるのが今流行だからでしょうか。
Q:あなたは委員長に選出後の初演説で、LOはフェミニストの組織だと言われましたが、その意味は。 ☞ 今は誰もがフェミニスト うーん、なるほど。現政権担当の社会民主党も2000年11月初旬にあった党大会でフェミニスト党であることを宣言した。そういえば、左翼党
(旧左翼共産党) は大分前に、フェミニスト党宣言をしている。それ以来、この党の支持率は増加の一途をたどっていて、少なくない数の社民党支持者がそちらに移行の傾向にある昨今である(その後、コンサバな保守党の党首まで「フェミニスト宣言」をしてメデイアでかなりからかわれた)。左翼党女性党首は、頭脳明晰な点で右に出る政治家はゼロで、おまけに、容姿端麗とくる。有名女性の人気投票では、皇室女性などと常に首位を争っている。 |
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(連合「労働調査」2000年12月号掲載に訂正・加筆) |
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